TWELITE 中継器の構成

twelite-relay TWELITE 工作

TWELITE DIPは中継機能を備えています。この中継機能を使えば、親機と子機との間の通信距離を延ばすことができます。ここの工作では3つあるTWELITE DIPの内、2号機(Device ID = 2)を中継機に設定しました。この結果、1号機(Device ID = 1)と3号機(Device ID =3)の親機であるMONOSTICKとの通信経路は直接通信経路に加えて、中継機を経由す中継経路が加わります。

写真右が2号基で、中継機として機能しています。電池ボックスとTWELITE DIPの間に緑色のジャンパーワイヤーが配線されていますが、これによってTWELITE DIPを中継機モードに設定しています。具体的には26pinを接地することで中継機モードになります。

右のTWELITE DIPが中継機モード

MONOSTICKで受信した子機の信号をリストするとDevice ID=2がありません。これは中継機になった2号機は受信した信号をそのまま転送しているためDevice ID =2の信号がなくなったからです。中継した信号はRelay=1となります。TWELITEは最大3回まで中継ができるので、中継された信号はここの値が中継回数に応じて1から3になります。

1号機の中継信号と3号機の直接信号を受信した様子
1号機と3号機とも中継信号を受信した様子

ここまでは親機であるMONOSTICKが子機の信号を受信する場合でしたが親機から子機にコマンドを送る場合も同様で、親機から子機への直接通信経路に加えて、中継機を使った中継通信経路の2経路で送信が行われます。

通信条件によりますが、仮にTWELITE DIP間の通信距離が500メートルだったとした場合、3回中継で2Kmの通信が出来ることになります。これはちょっと驚くべきことですね。

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