乾電池5V電源

Battery-based 5V Power Supply Raspberry Pi 工作

ブレッドボードを乾電池で駆動させるために5V電源モジュールを秋月電子より購入しました。これにより、超音波距離センサー+Pico+TWELITEが006P乾電池1個で動作するようになります。実際に動かしてしてみました。電池駆動になったことで首輪(電源ケーブル)が外れて、とっても自由になりますね。やっぱりIoTデバイスはこうだろうって思います。 

完成した5V電源で超音波センサー+Pico+TWELITE DIPを動かしているところ

秋月電子から届いたパッケージはこんな感じです。基盤、パーツ、説明書の3点セットです。なにしろ200円(2021年2月現在)なので、006P電池(100円)を加えてもすきやの並牛丼よりも安いってのがうれしいですね。

マニュアルにはパーツリスト、回路図、基板への部品配置図が記載されています。三端子レギュレータとLEDはシルク印刷の通りにセットすればOKなようになっています。なので特に回路の知識を持っていなくても作ることが出来ます。

パーツとしてはこれだけ。シンプルな構造です。シルク印刷の通りにパーツをセットします。パーツが抜けないように基板裏側でパーツの足を広げておきます。

半田付け拡大鏡のクリップに基板を裏返しにしてセットし、半田付けします。

全ての部品の半田付けと部品の足切りをした後、006Pにセットして完了です。なお、基板上の006P端子の半田付けは端子をバッテリにセットした状態で行いました。端子と基板ホールとの間にはガタがなかったのでそれほど取り付け誤差は発生しないと思いましたが、半田付けした後に端子がずれていて006Pにセットできないのは悲しいので。

テスターにつないで、基板上のスイッチをいれて出力電圧を測ります。4.92Vでした。5Vに対して誤差2%以内でまずまずの結果です。

この5VをPicoのVSYSに接続します。Picoは内部にSMPS(Switched Mode Power Supply)を備えていると公式ドキュメントに記載があります。このSMPSによってPicoは3.3Vを生成して、それを内部に給電します。Picoではこの3.3Vを外部デバイスに供給できるようになっていて、それをTWELITE DIPのVCCに接続します。また、超音波距離センサーの5V VCCはこの5Vを直接接続します。

といった具合でこの5V電源が回路全体を駆動します。

コメント  

タイトルとURLをコピーしました