複数子機の構成

multiple TWELITE DIPs TWELITE 工作

TWELITE DIPを2つ足して子機は合計3つとなりました。これから複数子機の構成を作ってみます。この構成では、親機であるMONOSTICKから特定の子機に対して選択的にコマンドを送り、子機から送られてくる信号もそれぞれの子機ごとに識別します。

もともとあった子機を1号機(Device ID = 1)として追加の子機2つを2号機(Device ID = 2)、3号機(Device ID = 3)として構成することにします。Device IDの設定はTWELITE R2をつかって設定します。まずはTWELITE DIPをTWELITE R2にセットして(向きに注意)パソコンのUSBソケットに接続します。

ここではWindows 10 PCでさぎょうしてます。Tera TermなどのターミナルソフトでTWELITE R2が接続されているCOMポート番号に対してBaud Rate =115200で接続します。どのCOMポートにTWELITE R2が接続されているかはWindowsのデバイスマネージャーで調べると分かります。
ターミナル画面が表示されたら+++と+を3回ゆっくりとタイプすると、Interactive Modeメニューが現れます。

Interactive Menu

Interactive Menuで i をタイプしてDevice IDをセットします。また、Application ID(通信グループのID)をディフォルト値から自分固有のものにセットしてます。ここではこの作業をした日付(0x20210108)をセットしています。

Application IDとDevice IDをセットした後の状態

最後に S をタイプして今セットした値をFlashメモリーに保存します。

保存した後

これで3つのTWELITE DIPが揃いました。写真一番奥が1号機になります。

この写真の構成図では、一つのMONOSTICKが3つのTWELITE DIPに繋がっています。MONOSTICKからはDevice ID指定で個々のTWELITE DIPにコマンドを投げます。また、個々のTWELITE DIPはDevice ID付きのデータをMONOSTICKに送ります。

Pythonで書いたコードでそれぞれのTWELITE DIPからの信号を受信してみました。受信信号を送ってきたTWELITE DIPをDevice ID(DevID)で識別しています。

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