Raspberry Piは超小型Linux PCです。普通のパソコンと違うところは直接外部の工作品とつなぐことが出来るI/O端子を備えていることです。
Raspberry Pi 4 との出会い方
Raspberry Pi 4の始め方は幾つかありますが、私のお勧めはSTARTER KITで始めることです。必要となるパーツが一通り入っているので調達が楽ちん・確実です。

STARTER KITは重厚感のある黒い箱で届きます。初めてiPhoneを手に入れた時と同じワクワク感を与えてくれるパッケージです。
箱を開けると赤い箱が現れます。この中にRaspberry Piが履いています。特にクッション材もなく、質素なパッケージになっています。


STARTER KITには右のリストのコンポーネントが含まれています。

- Raspberry Pi Model B 4GB RAM
- 64GB Micro SD Card Memory
- SD Card USB Adapter
- AC Adapter
- HDMI Cable (2本)
- ヒートシンク
- 冷却用ファン
- プラスドライバー
- プラスティックケース
- QUICK STARTER GUIDE(写真には写っていません)
このキットにUSBキーボード、USBマウス、HDMIモニターを接続して付属のACアダプターを接続すれば起動することができます。

Raspberry Pi との付き合い方
Raspberry Piの楽しみ方は大きく分けると以下の2になるかと思います。
Linux PCとして
Raspberry Piはそれだけで立派なLinux PCです。なので、超小型PCとしての付き合い方も魅力的です。この付き合い方は電子工作の道を一緒に歩くのとはちょっと趣が違いますが、これはこれでとっても素敵な付き合い方です。この付き合い方の入り口は電子工作日誌のこちらになります。
電子工作を動かすコンピュータとして
こちらが電子工作的にはメインストリートになります。普通のPCではなかなか出来ない様々な電子デバイスとの通信を行います。すっごく面白い分、楽しむには準備体操が必要となります。それはずばりPythonでのプログラミングです。電子工作したデバイスを動かしたり、そのデバイスから情報を取得したりするにはソフトウエアを用意します。
Webツールをつかって電子工作をうごかしてみる
WebツールとしてWebIOPiがあります。これはRaspberry Pi上でWebサーバーとして動作します。Raspberry Piデスクトップ上のWebブラウザーや、Raspberry Piと同じローカルネットワーク上にいるPC上のWebブラウザーからアクセスすることができます。WebIOPiを使えば、簡単な信号の入出力を行う事ができます。まずはお手軽にという方向けのWebIOPiでのつながり合い方はこちらです。
Pythonプログラムで動かしてみる
Raspberry Piは、とてもクールなプログラミング言語のPythonでとっても簡単に動かすことができるように作られています。とは言ってもプログラミング言語をまるまる一つ習得するのは大変ですよね。まずはRaspberry PiをPythonプログラムで動かしてみてPythonの使い手になるのはその後で、という方向けのPythonでのつながり方はこちらです。
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